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2月13日(日) セビリア

アルカサル

この日はヘレス・デ・ラ・フロンテーラに行くはずだった。
8時をまわりあたりが明るくなってきたので、デジカメを持ってアルカサルへ。迷路のような城内を巡る。乙女の中庭はフェンスで囲まれていて、「改修中なのだ」という王様の声が聞こえてきそう(そうか?)。
天井のドーム、さまざまなモザイクやアラベスク、どこかから分捕ってきたであろう大理石の柱。
どれも繊細で美しい。ムデハル建築ばんざい。


ドニャ・マリア・デ・パデリア通り

アルカサルを出てドニャ・マリア・デ・パデリア通りに行ってみることにした。
インフォメーションで地図をもらって場所を確認。インフォのおじさんに再確認して歩き出す。アルフォンソ13世ホテルとセビリア大学の間の小さな通りがドニャ・マリア・デ・パデリア通り。車がびっしりと止められてる。人通りはない。ついでに通りの名を記したタイルもない。ホテルにいたタクシーの運転手さんに確認すると間違いないらしい。



黄金の塔

グァダルキビル川に沿って歩き出すとおしゃれな工事シートに包まれた塔が見えた。
「王様が黄金の塔を改修してるんですって?きっとアルドンサにせっつかれたんだわ!」byマリア
黄色のタイルでも貼るんだろうか。



マエストランサ闘牛場

そのまま川沿いを歩いて、闘牛場が見えたところで道路を渡る。
受付のおねーさんに「見学したい」と言うと次の見学時間に来いと言われた。
30分ほどあったので闘牛場裏の通りにあるバルで一休み。カフェ・コン・レチェをアイスで頼んだ。
カフェ・コン・レチェ・コン・イエロ(アイスカフェオレ)を頼むとだいたいどこでも氷の入ったグラスとカップに入ったホットコーヒー、そして冷たい牛乳が出てくる。
カップのコーヒーに砂糖を入れグラスに移す。牛乳を入れたら出来上がり。
ところが、ここのバルでは違った。ホットのコーヒーと冷たい牛乳が出てくるのは同じ。
でも氷の入ったグラスが出てこない。 ママに「早く砂糖を入れな」と言われ指示に従うと、このカップに氷を突っ込んで一言「牛乳を入れて飲むんだよ」
わかってるよ。

闘牛場の入口に戻ると指定の時間を3分ほど過ぎてた。どうやら私もスペイン人化しつつあるらしい。2人の観光客が「見学させてくれ」と頼んでいたけれどおねーさんは「次の見学時間に来い」と追い返しみやげ物売り場担当のイケメンお兄さんと楽しげに話している。もしかして私も追い返されるかも…と恐る恐る「オラ~~~」と声をかけると、眉間に思いっきりしわを寄せ「さっき来てたから入れてやって」とイケメンに指示を出す。とりあえず見学できることにホッ
イケメンに門を開けてもらって中に入るとアレーナを背になにやら説明している女性が見えた。赤の上下スーツに化粧も濃ゆいこの大柄な女性。足もとに目をやるとストッキングが伝線してる。1本や2本じゃない。片足3本は入ってる。しばらく気になって仕方がなかった。
残念ながらアレーナには下りられないものの、牛のための祭壇などなどを見学して裏口からポイッ。
入口に戻らなくてよかった。



カテドラル

マエストランサからプラプラ歩いてカテドラルへ。
ここで私は最大のミスをおかしてしまった。私は出発前にヘレスのブランシュ姫の墓所やコルドバのロペスの墓碑、マドリッドにある考古学博物館のペドロ1世の礼拝像など、目的物が見学可能かどうかメールで確認していた。が、ペドロ1世の墓所を見学できるか?という問い合わせをするのをすっかり忘れていた。
コロンブスの棺を担ぐ4人の王様横にいるインフォのおねーさんに聞いてみると「1回外に出て別の入口から入ってココよ」と案内図で教えられた。行ってみると礼拝堂らしきものはあるけどドン・ペドロのものではないようだ。もう1度戻って聞くと間違いないという。なんで?どうして?おかしいよ。
ぐるぐる出たり入ったりを繰り返し、そのへんの人に聞いてもだれも知らないらしい。もう一度インフォに戻るとおねーさんはサン・ペドロと勘違いしていたらしく「あ~!エル・クルエルね!でもここにはあるって聞いたことないわ」と一笑。
仕方がないのでホテルに戻り(目の前で良かった) スーツケースからアルカサル7巻を引っ張り出し〔ペドロ王のお墓のこと〕のページを切り取って再びカテドラルへ(帰ってからもう1冊買わねば…)
インフォのおねーさんは「また来たか」という顔をしたけれど、おかまいなしに切抜きを見せ「これにはセビリアのカテドラルの王室礼拝堂にはエル・クルエルが葬られていて地下墓所にはお骨箱があるとかいてある。90年のことだ」と説明した。でもおねーさんは「ここにはないわ」と首を振った。
「エル・サントはここだよね?」おねーさんはうなずく。
「エル・サビオもここだよね??」再びうなずく。
「エル・クルエルはこ…」「ノ!」 早ッ!
「引っ越したのか?」(王様が簡単に引っ越してたまるか!)と聞いても「あるって聞いたことないわ」
その辺にいるスペイン人にも聞いてくれたけどみんながみんな異口同音に「エル・クルエル?さぁどこにあるのかしらね?セビリアにはお墓がたくさんあるから」…絶望的だ。
スペイン人の友達(セビリア在住)に聞こうか、と思ったけど電話番号控えるの忘れてた…ツギハギの心を抱えたままヒラルダの塔をぐるぐるのぼる。てっぺんからアルカサルを眺めて思った。
王様ー!いったいどこに行っちゃったんですかー!
「王はお会いになりません」と、イネストロサの声が聞こえる気がした。くすん
仕方がないのでドン・ペドロの首を目指して歩き出す。トボトボ



ドン・ペドロの首

カンディレホ通りとコラル・デル・レイ通りのぶつかる所にドン・ペドロの胸像はある。
…はずだったが、気がつくとカベサ・デル・レイ・ドン・ペドロ通りまで来ている。車でお出かけしようとしている家族に聞いて戻ってやっと王様とご対面。
薄暗くなる中、しばらく向かいの壁に寄りかかって感慨にふける(こればっか)。
何枚か写真を撮ってみたものの、やはり暗い。翌朝、セビーリャを発つ前に再び王様のもとを訪れ、写真を撮らせていただいた。
王様はちょっと困ったお顔のようにも見えたがとってもハンサムだった。

この日の宿泊先:オテル・ドニャ・マリア(セビリア
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tag : セビリア

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いつの間にか、Googleストリートビューでセビーリャ散歩が
可能になっていたので、早速、王さま散歩道をふらふらして来ました。
王様の首にも謁見できました...
小道を挟んで王様の足元で"KIKOⅡ"がカフェ・バーをやってます。
旧ユダヤ人街の肝心なところは、車両進入禁止のため見れませんが、
かなり細かく網羅されているので、古い教会のファサードや
民家のバルコニーやミラドールなどは楽しめます。

金花糖さま
ほんっとーにレスが遅れてすみません。
情報ありがとうございます!
セビーリャも見られるようになっていたんですね。感動!
しばらくスペインに行けそうもないのでグーグル先生の恩恵にあずかりたいと思います(涙

結局、カテドラルには王様は葬られていないということですか?それとセビーリャのプラサ・サンフランシスコ(今の市庁舎)がロペスが処刑(う、う、う)されたところなんですよね?

cachacaさま
ロペスの処刑が行われた場所は現在の市庁舎前の
プラサ・デ・サンフランシスコで間違いないようです。
もちろん当時と様子はだいぶ違うのでしょうが…
王様の墓所はおそらく大聖堂から移葬されていないと思う、と聞いています。
事前に問い合わせをしてアポイントを取って、
正式な手続きを経なくてはいけないのではないかとのことでした。
しかるべき名目も必要なようです(王様が好きだから!では却下かも)
墓所の存在はお坊さんに聞けばわかったのでしょうが
案内係などの職員には知られていないのかもしれませんねー。

しかるべき名目・・・やっぱり学術研究とかですかね。ダメモトで一応見せてもらえるかどうか尋ねてみます。
今日はハイリゲンクロイツの予定でしたが、私が風邪引いてダウン。アンダルシア行きに備えてアパートで休んでます。風邪薬はかかりつけのお医者さんに事情を話してもらってきてるので大丈夫。

cachacaさま
見学可能かどうかはわかりませんががんばってください。
それより体調はいかがですか?
無事旅ができるといいのですが…

舞い上がっていたのとセビーリャで風邪がぶり返したのとで、やり残したこともあり、ちょっと残念。くみぞうさんは、歯がゆい思いで見てたでしょうね。いつか、くみぞうさんが案内でツアーを組んだらどうかしら?

cachacaさま
娘の卒業と進学準備に追われ、レスが遅くなりごめんなさい。
王様の命日も近付いてきました。
いつか落ち着いて余裕ができたらゆっくり旅したいですね。
La petrista del siglo XXI

くみぞう

Author:くみぞう

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