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2月12日(土)カルモナ→セビリア→コルドバ→セビリア

バタバタしてたり、町のバルで食事をしたためにパラドールで食事をとってないことに今更ながら気付いた夜中の3時。でもカルモナ最後の朝は、窓の外に広がる平原を見ながらゆっくり過ごしたい。
というわけで朝食は部屋まで運んでもらうことにした。パンの種類と量の多さに驚き「この白パンはおばあさんにあげるの」なんて1人でハイジぶる私。

10時にタクシーを呼んでもらってセビリアへ。運転手はルイスさん。とっても陽気な人で私を助手席に座らせると運転中も横を見てしゃべりっぱなし。身振り手振りも大きい。ピカピカのアウディに乗ってたのでちょっと褒めてみたら大喜び。その後セビリアまで日本のハイブリッド車の話題で盛り上がる(多分)。
そしてルイスさんも他のカルモナ住民のように「あんたが町を歩き回ってるの見たよ」という。「どこで?」と聞くと「あちこちで見た」 …やはり悪目立ちしてたらしい。

セビリアの街路にはオレンジがたわわに実り、それを棒でつついて落とす作業中。オレンジの香りが立ち込めてとてもいい香り。 と、浸ってる場合ではなかった。ホテルに荷物をおいてサンタ・フスタ駅からAVEでコルドバへ向かわねば。
Renfeの窓口のおじさんはとっても親切。切符をもらって「何番ホームだろう」と見てたら、大声で他のおじさんたちに聞きまわり「ホームはあっちだ」と教えてくれた。他のお客さんたちの視線を浴びて照れる…

コルドバ到着後、街の広さがわからないのでタクシーで教会へ。途中でお花屋さんに寄ってもらって花束を購入。バレンタイン仕様のハートマークが飛び交う包装フィルム…さすがにこれははがすだろ。
到着すると教会はシエスタの最中で、修復作業中のお兄さんやお姉さんが「6時半においで」というのでカラオラの塔目指して歩き出す。

ローマ橋のたもとに到着。
王よ、水が汚くて水浴するご婦人はいないようであります!ふふふ。
カラオラの塔の受付女性に「ガクセイデスカー?」と声をかけられる。何を言ってるのかわからずしばし沈黙。

「学生ですかー?」か!
王よ、彼女はハポンの言葉を話しております!
塔を見学し、屋上に出たところで散歩中のシェパードを眺めながら感慨にふける。 
「王よ、河川敷をドイツの犬が散歩しております!」「では熊のような犬だな」みたいな。
イカレてるな自分。

メスキータの中はひんやりと冷たい。薄暗さに目が慣れると、円柱の森が浮かび上がり、とても幻想的。聖具室にはキンキラキンのお皿や、コルドバの守護天使ラファエルの像、トンスラがステキなお坊様の像などが並ぶ。
ぐるぐるまわったあとオレンジの中庭に出て一休み。

アルカサルの開館まで時間があったのでシナゴーグに行くことに。途中、ユダヤ系と思われるおじさんに「コンニチワー」と声をかけられて驚く。このちょっと前、メスキータ付近で「チニータ!チニータ!」(中国人的少女)とおやじに声をかけられて「またか」と思ってたので驚くと同時になんだか嬉しかった。

シナゴーグ内には足場が組んであって修復中なのか?離れたところにいたお兄さんがパンフレットを持っていけ、と呼び止めてくれた。 メスキータ付近まで戻った所で「コンニチワー」のおじさんと再会。日本語がとても上手。久々にまともに日本語で会話してる!と思うと嬉しくてついつい愛想が良くなってたせいか「あなたとってもシンパティカ(感じいい)ね~」と言われる。いやな思いをすることもあっただけにお世辞でも素直に嬉しい。

開館時間になったのでアルカサルへ。日本人とおぼしき男性が1人並んでいたので話しかけてみた。なんで日本人だとわかったかというと雰囲気もそうだけど「地球の歩き方」をガン読みしてたから!危ないよ!
神戸から来たと言う彼と1人旅同士アルカサルでご一緒し、CDにお金をおろしに付き合ってもらった。所持金不足気味ながら、通りに面した建物の外壁に露出する形でついてるCDが不安でなかなかお金を下ろせずにいたのだ。バレンタイン相場で思ったよりお花が高かったし…

その後、彼とお別れし坂道をのぼって教会に到着。結婚式が行われていたのでしばらく眺めていた。ハッ!これじゃいかーん!どこに礼拝堂があるのか聞かねば!でも声をかけられそうなのはあきて駆けまわっている子供達だけ。
とりあえず声をかけてみるとキャッキャッとくっついてきてかわいい。ハッ!これじゃいかーん!そのうちお坊様がどこからかあらわれたので、「マルティン・ロペスの墓碑はどこ?」と聞くと目の前のガラスの扉の中に入っていけ、と言う。中にはおじさん&おばさんが数人。ミサが始まるらしい。後ろの席にお坊様がいたので目的を話すと「あそこに行きなさい」と中央の床を指差す。

…あった。本で見たのと同じ、大理石で作られた墓碑。手をあててしばらく感傷にひたったあと、許可をいただいて数枚写真を撮った。お坊様にお礼を言い「お花を彼に」と渡すとお坊様はにっこり笑って何かをつぶやき、私の肩をポンポンとたたき軽く抱き寄せてくださった。あ、泣きそう。暗く、寂しいところにいらっしゃるのでは、などと想像していただけに、親切なお坊様やミサに集う人たちに囲まれて安らかに眠っていることが嬉しく、心底ホッ。

教会の門を出るとずいぶん人だかりが。今日は何があるの?と聞いてみると「カルナバル!(カーニバル)」教会の外もにぎやかであることが嬉しい。仮装した子供達のかわいらしい姿を写しながらコルドバ駅まで歩き、バルで軽く食事をすませてセビリア行きのAVEに乗った。
メディナ・アサーラへは行けなかった。 きっとアーモンドの花がきれいに咲いていただろうな。

この日の宿泊先:オテル・ドニャ・マリア(セビリア)

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tag : マルティン・ロペス

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くみぞう様
今晩は、ドリと申します。
こちらのブログは3年近く拝見して、4回のスペイン旅行のうち一昨年、昨年とモンティエルへ行きたいと思いつつシウダットレアルからの距離と本当に拙いスペイン語で躊躇してしまっています。
でも、こちらで掲載されている写真があまりにも心引かれて何度も拝見しています。
お許しをいただけるのならFortalezaヘノアクセスを許可頂けないでしょうか。
切に切にお願いいたします。
今宵はこれにて、失礼致します。
             ドリ拝

ドリさま
こんにちは。
更新?何それ状態のブログでお恥ずかしいですがコメントありがとうございます。
4回もスペインを旅されているなんてとってもうらやましいです。
シウダレアルからモンティエルまで距離としては結構あるのでしょうが、興奮と感動であっという間でしたよ~。
帰りはいろんな感情に包まれてるうちに宿に到着。さびしかったです。
スペイン語は私でもなんとかなったくらいなので大丈夫です。次回はぜひ!
メールを差し上げますのでご覧下さいね。

前に一度書きこんだ事のある、さくらと申します。
夢がかなって、ついに(!!)、スペインに行ってきました。
レンタカーを借りて、セビーリャ、カルモナ、コルドバと、ロペスを中心にめぐる旅でした。
カルモナの廃墟、ロペスのお墓、ロペスが最期をとげた場所では、胸が一杯になってしまって、思わず涙が出てきてしまいました。
本で読むのと、実際にその場所の空気にふれるのとでは、大違いですね。
いたる所で空を見上げて、当時もこんな色だっただろうかと思いました。
ちいさい子がいるので大変でしたが、ほんとうに行ってよかったです。
いつのことになるのか分かりませんが、ぜひまた行きたいと思います。
おもしろそうな本も、見つけることができました。とは言え、読むのにものすごく時間がかかるのですが・・・
Fortalezaにとても関心があって、ぜひ読ませて頂きたいと思っています。パスを頂けないでしょうか?
どうかよろしくお願いします。
ではまた、おじゃまさせて頂きます。

さくらさま
お返事が遅れてごめんなさい!
なんだか生活のリズムが狂いまくりで眠すぎて頭がぐらぐらしてもげそうです!
ロペスを巡る旅、小さいお子さんを連れてとなると大変だったでしょうが、心に残る良い旅になったことと思います。
私も、もう何年も経つというのにいまだにスペインを訪れたときの街の匂いや肌に感じた日差しをふと思い出すことがあります。
何度行ってもドン・ペドロの足跡をたどりきることはできないでしょうけれど、また行きたいです!
しばらくは無理だと思うので、さくらさまの旅のお話を聞かせていただけると嬉しいです。
パスワードのお問い合わせについいては、メールを差し上げますのでご覧くださいね。

はじめまして。ロペスのことを検索していて辿りつきました。来年2月半ば、くみぞうさまがいらっしゃったのと同じ頃にアンダルシアへ行く予定です。英語での検索で娘レオノールがいたこと、彼女のバイオが中世貴族女性では初のバイオとして貴重な文献であることを知りました。さすが、ロペスの娘!でも7歳にして父の最後を目にしたとは・・・ 検索中、以下の写真リンクをみつけました。下のほうにロペスの墓碑もあります。http://www.ub.edu/duoda/diferencia/html/en/galeria.html
コルドバではメスキートの近くに泊まる予定ですが、歩いていける距離でしょうか?
カルモナのパラドールの滞在記も読ませていただきました。ノックはきっとあの方だったんでしょう(^^)
今コミックを1巻目から読み返しているところですが、13巻目は思い出しても胸が痛く、読み返す勇気がありません。
最後に私ももしお許し頂けるならFortalezaを読んでみたいです。

Bonさま
はじめまして!
貴重な情報ありがとうございます!
ロペスの墓碑はじっくり拝んできたのですが、レオノール夫妻の墓碑は気がつかなかったのです。さくらさま情報によると長椅子の陰だとか(涙
メスキータ~サン・パブロ修道院までは余裕で歩ける距離ですよ!
最初こそわからなかったのでコルドバ駅からタクシーを利用したのですが、その後は修道院からローマ橋、メスキータなどなどぐるぐる周り、再び修道院へ行ってから徒歩でコルドバ駅へ向かいました。
わりとコンパクトな印象ですからあれこれ妄想しながら散策してるとあっという間ですよ。
新市街の方にもマルティン・ロペス通りがあるそうですのでぜひ行ってみてくださいね~。
私もスペインに行きたくて実行するべきか耐えるべきか非常に悩んでます。たぶん耐える…。
Bonさん、ぜひぜひスペイン旅行を楽しんできてくださいね。そして旅の様子をお聞かせください!
カルモナのパラドールもすごくいいです。
ちょっと怖い体験はあるかもですが…!
パスワードにつきましては後ほどメールを送りますのでご覧くださいね。

くみぞうさま
お返事をありがとうございます。サン・パブロ修道院までは地図でも1Km ほどなのでやはり歩いていけるんですね。
カルモナのパラドールはもちろん予約を入れました!セヴィリア2泊したのち、レンタカーでカルモナ、コルドバに1泊ずつ、グラナダ2泊の予定です。
記事を楽しみに読ませていただきます。

Bonさま
カルモナにはレンタカーで行かれるのですね!
海外で運転する勇気のない私にはうらやましい話です。なんせロータリーから出られる気がしません。
2月とはいってもアンダルシア地方はとても暖かくて観光には良い時期だと思います。
ちょっと北に上がるとすごく寒いんですけどねー。
La petrista del siglo XXI

くみぞう

Author:くみぞう

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