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アルカサルについて暑くるしく語る

くみぞう的「アルカサル-王城-」の心に残るシーン。
矢傷を受けた王様が、止血のために焼いた鉄を肩に押し付けつつ独白。

頭のコブくらいで泣くな、アルフォンソ
王はどんな苦痛にも耐える勇気を持つのだ
そして苦痛が闘志をたぎらせるものと知れ

  アルカサル-王城-10巻(プリンセスコミックス)


青池先生のあまりのうまさに「やられた~~~!」とものすごい衝撃を受けた。
アルフォンソはドン・ペドロとマリア・デ・パデリアの3人娘に続いて生まれた待望の息子。
城をあけることの多いドン・ペドロが城で食事をとっていると、テーブルクロスを引っ張ったりカーテンにぶら下がったり(少佐が見たらなんと言うだろう)ドン・ペドロとチャンバラをして頭にコブを作ったり。
王様ったら子煩悩なのね♪と思わせるほのぼのエピソードなのだな!などと思っていたら、実は驚きの伏線だったという。
こう来たか・・・!ぐはっ!やられた…やられちまった。
なんかこう、ガツーンときた(表現力に乏しい自分が情けない)。
王様を止めに行って殴られた軍医の気分。ロペス殿はけとばされました…

「アルカサル-王城-」は、メリメの史伝と、青池先生が収集された膨大であろう資料をもとに描かれたものだが、史実の丸写しではなく青池先生独自の設定やエピソードがなんとも巧みに練りこまれている。青池先生風に言えば、90%の史実と10%の大ウソの絶妙なセンスというのだろうか。
実際はそうじゃなかったかもしれない、でもなんだかこっちの方が本当のような気がする。いや、きっとこうだったに違いない!これでいいんだ!こういうことにしといて~!みたいな。って、よくわからんな。ははは
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この『ロペス記』は、もちろんスペイン語の原書なのですよね。普通に読めちゃうなんて尊敬です!
史実通りに描けば余りにも救いようのないところや、(例えばデ〇エゴ・・・)読者に興味を持って読まれるための工夫が必要ですからやはり10%の大ウソは必要と思います。
大体史実という物も、伝える人の好みや偏見で変わってしまうものですから。
でも、ドン・ペドロ王はとても魅力的な人物であったことには間違いありません。「残酷」さは王として国を反逆者たちから守るための一面と思えば仕方ないですよね。お人よしじゃ傀儡の王のままでしたでしょうから。

ロペス記はスペイン語で書かれてますので適当に流し読みですよ。
ホホホ♪
RINOさまも王様の魅力、アルカサルの魅力についてわかっていただけて嬉しいです。感涙。
エンリケ側の勝者の歴史が現在もまかり通っているなら、
アルカサルスペイン語版を出版して、王様サイドからの歴史もアピールしたいですね!
どうせエンリケだって虚実取り混ぜて吹聴したんだし何でもありですぜ♪
La petrista del siglo XXI

くみぞう

Author:くみぞう

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