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「黒死病-疫病の社会史」・「黒死病-ペストの中世史」

ドン・ペドロと結婚しカスティリア王妃となるはずだったイングランド王女ジョーンについての記述が含まれていたため購入。


ノーマン・F・カンター
『黒死病-疫病の社会史』
久保儀明・楢崎靖人 訳、青土社、2002年初版

「中世の医師たちは、疫病が沼沢地から立ち上る瘴気と同じように空気伝染すると思い込んでいたので、生活のスタイルを変えるよう助言した。
窓を閉め切って覆いを掛けなければならなかったので、裕福な人たちは分厚いタペストリーを買い求めた。
黒死病は、フランドルやフランス北部のタペストリー製造業者にとって需要の拡大という著しい商業的な効果をもたらした。」



チラっと立ち読みした記憶ではコチラ↓にも同じような内容が書かれていたと思う。
お値段高めだったので購入しなかったのだが、内容的にはコチラの方がおもしろいらしいのでそのうち買おうと思う。



ジョン・ケリー
『黒死病―ペストの中世史』
野中邦子 訳 中央公論新社、2008年

「1347年秋、世界の終焉を告げる船がシチリアにたどり着いた―またたく間に欧州人口の三分の一を奪い、「大いなる死」と呼ばれた疫病の恐怖を、驚くべき緻密さで再現」
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寛容の文化



マリア・ロサ・メノカル
『寛容の文化-ムスリム、ユダヤ人、キリスト教徒の中世スペイン』
足立孝訳、名古屋大学出版会、2005年初版

「世界の宝飾」と呼ばれた輝ける土地の記憶――。
700年以上にわたる三宗教の共存のただなかで形成された「寛容の文化」を、美しいタペストリーを織り上げるかのごとく再構成し、地中海・ヨーロッパ世界の歴史と文化の新たな相貌を浮かび上がらせる。
それが今日の世界に示唆するものは、われわれの心をゆさぶらずにはおかないであろう。(内容紹介より)

スペイン史では残念な扱いを受けるドン・ペドロ。
ドン・ペドロが寛容だったか実際家だったかはさておき、 ユダヤ教徒を重用しイスラムの美を愛したキリスト教国の特異な王は、三つの宗教が危うい均衡を保ちつつも共存した時代の象徴として注目すべき存在だ。
イブン・ハルドゥーンがドン・ペドロの宮廷を訪ねた1364年からドン・ペドロの死、コンスタンシアの結婚、『カンタベリ物語』の「修道士の物語」で捧げられるチョーサーの弔辞まで、17ページにわたりドン・ペドロ時代について記されている。

tag : チョーサー カンタベリ物語

John of Gaunt:The Exercise of Princely Power in Fourteenth-century Europe

John of Gaunt:The Exercise of Princely Power in Fourteenth-century Europe
数日前に到着。£27.99+送料£7.98
amazon.jpで注文するより安く上がった。
ちょっと落ち着かない日々を過ごしているため、まだざっとしか目を通していないのだが「公爵夫人の記」で描かれていたエピソードを発見し、感動を新たにしている。
しかし、この本の読みにくいことといったら。
時系列に沿っているのかと思いきや、なんかあちこち飛んでる。
英・仏・葡・西の地図と系図があるくらいで写真等は一切なかったのがこれまた残念。

あ、イサベルに贈った結婚祝いの品は「モンスターを模った容器」らしい。

tag : 公爵夫人の記 JohnofGaunt

入手!メリメ全集4 史伝1/メリメ

Image0076.jpg
昨年2月の記事「メリメ全集4 史伝1/メリメ」でも触れたが、現在入手困難なこの御本。
探してはいたもののほとんどお目にかかれず(全巻セットで3万円ってのはあったけど)諦めかけていたのだが、思いがけず我が家にお迎えすることができた。
函入、帯付き、月報あり、昭和52年刊、スピンもまっさらで、経年劣化を考慮すれば新品といっても過言ではない。
Mlle Cさまのご厚意に感謝するばかりです。ありがとうございました!

「トラスタマラ内戦とカスティーリャ王権」についても興味深く読ませていただきました。
はっきり言ってMlle Cさまの記事「エンリケ・デ・トラスタマラはなぜ王位に即けたのか」を読まなくてはよくわからなかった(わかりたくなかった?)かもしれない。
最近入手した資料によると、レオノーラ・デ・グスマンは当初、エンリケとホアナ・デ・カストロとの結婚を目論んでいたようだ。強大なカストロ家をエンリケの後ろ盾に、と考えてのことだったのだろうが、もし実現していたらエンリケにとってカスティリアの王冠はますます遠いものになっていただろう。

スペイン伝承歌謡 ロマンセ-レコンキスタの諸相/三村具子



「『エロイカより愛をこめて』の創りかた」で青池先生が触れている、バエサ攻略の際のドン・ペドロを「あの野郎的」に書いているロマンセーロと思われるものが収録されている。
王の死後、マルティン・ロペスが王の庶子たちを連れ、カルモナに撤退する際のロマンセーロもごく一部のみだが紹介されている。…全部読みたい。
探してスペインから取り寄せるしかないのだろうか。
ドン・ペドロゆかりの地を巡るにはかなりの時間と資金を必要としそうだが、それでもウベダとバエサの双子の町は、どうしても訪れてみたい町のひとつである。
La petrista del siglo XXI

くみぞう

Author:くみぞう

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