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旅の写真

2005年のスペイン旅行の写真をフォトギャラリーにしてみた。
私の足取りのまま、撮影したままの時系列で並んでいる。
ところが…モンティエルと考古学博物館のギャラリーだけは、なぜか写真が重複したり、欠落したり。泣きそうになりながら修正を試みたが、どうにもならないのでとりあえずこのままupした。

眺めていると、石造りの建物の中のひんやりした空気、石畳やタイルの感触まで懐かしく思い出される。
似たようなアングルの写真が何枚もあったり、同じところをぐるぐる回っていたり「またここに来たの!?」と我ながら笑える。

カルモナ
セビリア
セビリアのアルカサル
セビリア大聖堂
コルドバ
モンティエル・アルマグロ
マドリッド

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追録:旅の思い出

ひとつだけなんとなくその気になれなくて旅行記に書かなかったことがある。
口に出すと、我ながらなんだかウソっぽい感じがするんだが。
某会議室をお借りして開催した「王様チャット」の場と、あと友達に話したくらいだと思う。


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2月15日(火) アルマグロ→マドリッド

シウダ・レアルへ

ヘススさんは10時ぴったりにパラドールに迎えに来てくれた。
「スペインへは1人で来たのか?」「他はどこに行ったんだ?」とか、昨日より少しおしゃべりになってる。
シウダ・レアル駅に到着。「良い旅を」と言って強く握手してくれた。



オテル・アローサ

宿泊先はオテル・アローサ。
カサ・デル・リブロのすぐ近くだったのとどこに行くにも便利そうだったので選んだ。
でも、今回の旅では1番よくなかった。変な形のエレベーターは話のネタにはいいだろうけど。
部屋に荷物を置いたあとエル・コルテ・イングレスでSDカードを買い、博物館へと向う。



考古学博物館

街ではテロがあったとか、火事があったとかでおまわりさんがあふれていた。
地下鉄での移動を考えていたけれど天気がいいのでテクテク歩いてるうちに博物館前まで来ていた。
展示室の番号はあらかじめ聞いていたのでまっすぐ34番の部屋へ行き、ドン・ペドロ礼拝像とご対面。
ほとんど人はいないので王様独り占め。
売店で本を1冊とポストカードを買い、物思いにふけっているうちについつい表に出てしまった。
他のものも見ておこうと思ったのになにやってんだ私。
ちょっと足を伸ばしてサンパカでチョコ購入。チョコは断然日本のがうまい。
ホテルに帰って荷物を置き、プラド美術館に向った。



プラド美術館

ルーベンス展が開かれていた。絵心のない私、感想をうまく伝えられないのが残念。
フラ・アンジェリコの受胎告知を見てプラド美術館きたー!とやたら感動。
ベラスケスの展示室に入ったときには、なんだかよくわからないけれど総毛立ってしまった。
売店でビルチェス伯爵夫人のポストカードなどなどを物色してると閉店3分前に追い出されてしまった。
かろうじて買い物はできたもののゆっくり見られなかったのが残念。
美術館近くの露天で少佐とおそろいのシャツを発見し買おうかどうしようかかなり迷ったものの断念。意気地なしめ。
ショーウィンドウを眺めながら夜道をてくてく歩いてホテルまで戻った。

この日の宿泊先:オテル・アローサ(マドリッド)

tag : 考古学博物館 礼拝像

2月14日(月)セビリア→アルマグロ→モンティエル→アルマグロ

シウダ・レアル

サンタ・フスタ駅からAVEに乗ってシウダ・レアルへ到着。
が、駅前にはタクシーが1台もない。
仕方なくタクシー乗り場に掲げられていた番号へ電話をかけ、用件を話し始めたところでワゴンタイプのタクシーがやってきた。運転手はヘススさん。
宿泊先のパラドール・デ・アルマグロまで行きたいこと、そのあとモンティエルまで行きたいことを伝える。
乗り心地の良い車でドライブ。うれしいな~


パラドール・デ・アルマグロ

アルマグロのパラドールは16世紀の旧サン・フランシスコ修道院。
小さなパティオがいくつもあり、部屋は簡素。バルの1階席には大きなワイン壺が顔を出し、地階部分には壺の足元が見えている。正直、カルモナのパラドールはフロントのおじさんが怖かったのだけれど、こちらはみなさん穏やかで親切。お城と修道院の違いなのか?
アンダルシアとは違ってものすごく寒い。タイルの床から寒さが足を這い上がってくる。
夜中に寒さで目が覚め、クローゼットから毛布を引っ張り出して包まって眠った。
でも、ここすごく好き。またゆっくり来たい。
ロビーでレースを編んでるおばあちゃんもとてもかわいらしかった。


モンティエル

ヘススさんとおしゃべりしながらモンティエルへ向う。口数は少ないけどいい人だ。
モンティエルに何しに行くんだ?と聞かれたので、エストレーリャ城に行きたいこと、ペドロ1世の最期の地を訪れたいと思ってること、そこには記念碑があるはずだと答える。
ラ・マンチャに来る人はたいていドン・キホーテめぐりかカラトラバ城に行くらしい。
ヘススさんもモンティエルには行ったことがないそうだ。
モンティエルへの道は、赤い大地にパセリを突き刺したようなオリーブ畑と、今は株だけになっているブドウ畑が続く。ヘススさんが指差す方向にエストレーリャ城が見えてきた。


ドン・ペドロ1世最期の地

モンティエルはドン・ペドロ最期の地。
エストレーリャ城に相対して同じような高台があり、その中間あたりに石碑は立っている。
ドン・ペドロは長い間この場所に葬られていたけれどセビリアに移され、後に記念碑が建てられた。
石碑に王冠が捧げられていることがちょっと悲しく、嬉しい。
写真を撮ったりあちこち眺めたりしてるとヘススさんが驚いた顔で車からおりてきた。言われるまで気がつかなかったけれど、いつのまにか涙がボロボロとこぼれていた。強風のためか、寒さのためなのかわからない。けれど、車に乗り込み、町の中に戻るまで涙は止まらなかった。

 
エストレーリャ城

城跡へ登る道を町の人に聞くと、アジアの人間が珍しいのかみんな目を丸くする(本当に丸くしてる)
ヘススさんに10ユーロ渡してバルで待っててくれるように頼み、エストレーリャ城へ1人で登っていく。
風は強くて吹き飛ばされそうだし道も悪い。ヤギの散歩道らしきあとを辿ってなんとか城の内部へ到着。
大きな岩と積み上げられた壁は残るものの内側は草原になっている。壁に大きくあいた穴から遠くまで広がる大地を見ると、ドン・ペドロはどんな気持ちでこの風景を眺めたのかと切なくなる。
しばらく城址にたたずんだあと、丘をまく道なき道を下り始めた。うるさい犬を従えて。こいつは私が城のぼりしている間、ずっと、ずーーーっと吠えながらついてきた。
ヘススさんの車がすぐ下で待っていてくれたので急ぎ足で下りる。町へ1歩入ったら犬はもうついてこなかった。
ヘススさんはミネラルウォーターとあたたかいボカディージョを用意して待っててくれた。「エストレーリャ城の向かいに立つ高台は、エンリケとデュ・ゲクランらが陣取った場所で、王冠をかぶった石碑のある場所で王は殺されたのだ」とヘススさんが言う。バルで情報を仕入れてきたのだろう。
バルでは「日本人の女の子が1人で城のぼりをしている」と噂になってたらしい。うるさい犬のせいで悪目立ちしたのだろうか。
モンティエルをあとにして、羊飼いに連れられた羊たちの群れと遭遇したりしながらアルマグロに戻った。
タクシー料金は100ユーロ。
明朝10時に迎えに来てもらう約束をしてヘススさんと別れた。いい人といい旅だった。

この日の宿泊先:パラドール・デ・アルマグロ

tag : モンティエル アルマグロ シウダ・レアル

2月13日(日) セビリア

アルカサル

この日はヘレス・デ・ラ・フロンテーラに行くはずだった。
8時をまわりあたりが明るくなってきたので、デジカメを持ってアルカサルへ。迷路のような城内を巡る。乙女の中庭はフェンスで囲まれていて、「改修中なのだ」という王様の声が聞こえてきそう(そうか?)。
天井のドーム、さまざまなモザイクやアラベスク、どこかから分捕ってきたであろう大理石の柱。
どれも繊細で美しい。ムデハル建築ばんざい。


ドニャ・マリア・デ・パデリア通り

アルカサルを出てドニャ・マリア・デ・パデリア通りに行ってみることにした。
インフォメーションで地図をもらって場所を確認。インフォのおじさんに再確認して歩き出す。アルフォンソ13世ホテルとセビリア大学の間の小さな通りがドニャ・マリア・デ・パデリア通り。車がびっしりと止められてる。人通りはない。ついでに通りの名を記したタイルもない。ホテルにいたタクシーの運転手さんに確認すると間違いないらしい。



黄金の塔

グァダルキビル川に沿って歩き出すとおしゃれな工事シートに包まれた塔が見えた。
「王様が黄金の塔を改修してるんですって?きっとアルドンサにせっつかれたんだわ!」byマリア
黄色のタイルでも貼るんだろうか。



マエストランサ闘牛場

そのまま川沿いを歩いて、闘牛場が見えたところで道路を渡る。
受付のおねーさんに「見学したい」と言うと次の見学時間に来いと言われた。
30分ほどあったので闘牛場裏の通りにあるバルで一休み。カフェ・コン・レチェをアイスで頼んだ。
カフェ・コン・レチェ・コン・イエロ(アイスカフェオレ)を頼むとだいたいどこでも氷の入ったグラスとカップに入ったホットコーヒー、そして冷たい牛乳が出てくる。
カップのコーヒーに砂糖を入れグラスに移す。牛乳を入れたら出来上がり。
ところが、ここのバルでは違った。ホットのコーヒーと冷たい牛乳が出てくるのは同じ。
でも氷の入ったグラスが出てこない。 ママに「早く砂糖を入れな」と言われ指示に従うと、このカップに氷を突っ込んで一言「牛乳を入れて飲むんだよ」
わかってるよ。

闘牛場の入口に戻ると指定の時間を3分ほど過ぎてた。どうやら私もスペイン人化しつつあるらしい。2人の観光客が「見学させてくれ」と頼んでいたけれどおねーさんは「次の見学時間に来い」と追い返しみやげ物売り場担当のイケメンお兄さんと楽しげに話している。もしかして私も追い返されるかも…と恐る恐る「オラ~~~」と声をかけると、眉間に思いっきりしわを寄せ「さっき来てたから入れてやって」とイケメンに指示を出す。とりあえず見学できることにホッ
イケメンに門を開けてもらって中に入るとアレーナを背になにやら説明している女性が見えた。赤の上下スーツに化粧も濃ゆいこの大柄な女性。足もとに目をやるとストッキングが伝線してる。1本や2本じゃない。片足3本は入ってる。しばらく気になって仕方がなかった。
残念ながらアレーナには下りられないものの、牛のための祭壇などなどを見学して裏口からポイッ。
入口に戻らなくてよかった。



カテドラル

マエストランサからプラプラ歩いてカテドラルへ。
ここで私は最大のミスをおかしてしまった。私は出発前にヘレスのブランシュ姫の墓所やコルドバのロペスの墓碑、マドリッドにある考古学博物館のペドロ1世の礼拝像など、目的物が見学可能かどうかメールで確認していた。が、ペドロ1世の墓所を見学できるか?という問い合わせをするのをすっかり忘れていた。
コロンブスの棺を担ぐ4人の王様横にいるインフォのおねーさんに聞いてみると「1回外に出て別の入口から入ってココよ」と案内図で教えられた。行ってみると礼拝堂らしきものはあるけどドン・ペドロのものではないようだ。もう1度戻って聞くと間違いないという。なんで?どうして?おかしいよ。
ぐるぐる出たり入ったりを繰り返し、そのへんの人に聞いてもだれも知らないらしい。もう一度インフォに戻るとおねーさんはサン・ペドロと勘違いしていたらしく「あ~!エル・クルエルね!でもここにはあるって聞いたことないわ」と一笑。
仕方がないのでホテルに戻り(目の前で良かった) スーツケースからアルカサル7巻を引っ張り出し〔ペドロ王のお墓のこと〕のページを切り取って再びカテドラルへ(帰ってからもう1冊買わねば…)
インフォのおねーさんは「また来たか」という顔をしたけれど、おかまいなしに切抜きを見せ「これにはセビリアのカテドラルの王室礼拝堂にはエル・クルエルが葬られていて地下墓所にはお骨箱があるとかいてある。90年のことだ」と説明した。でもおねーさんは「ここにはないわ」と首を振った。
「エル・サントはここだよね?」おねーさんはうなずく。
「エル・サビオもここだよね??」再びうなずく。
「エル・クルエルはこ…」「ノ!」 早ッ!
「引っ越したのか?」(王様が簡単に引っ越してたまるか!)と聞いても「あるって聞いたことないわ」
その辺にいるスペイン人にも聞いてくれたけどみんながみんな異口同音に「エル・クルエル?さぁどこにあるのかしらね?セビリアにはお墓がたくさんあるから」…絶望的だ。
スペイン人の友達(セビリア在住)に聞こうか、と思ったけど電話番号控えるの忘れてた…ツギハギの心を抱えたままヒラルダの塔をぐるぐるのぼる。てっぺんからアルカサルを眺めて思った。
王様ー!いったいどこに行っちゃったんですかー!
「王はお会いになりません」と、イネストロサの声が聞こえる気がした。くすん
仕方がないのでドン・ペドロの首を目指して歩き出す。トボトボ



ドン・ペドロの首

カンディレホ通りとコラル・デル・レイ通りのぶつかる所にドン・ペドロの胸像はある。
…はずだったが、気がつくとカベサ・デル・レイ・ドン・ペドロ通りまで来ている。車でお出かけしようとしている家族に聞いて戻ってやっと王様とご対面。
薄暗くなる中、しばらく向かいの壁に寄りかかって感慨にふける(こればっか)。
何枚か写真を撮ってみたものの、やはり暗い。翌朝、セビーリャを発つ前に再び王様のもとを訪れ、写真を撮らせていただいた。
王様はちょっと困ったお顔のようにも見えたがとってもハンサムだった。

この日の宿泊先:オテル・ドニャ・マリア(セビリア

tag : セビリア

La petrista del siglo XXI

くみぞう

Author:くみぞう

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