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寛容の文化



マリア・ロサ・メノカル
『寛容の文化-ムスリム、ユダヤ人、キリスト教徒の中世スペイン』
足立孝訳、名古屋大学出版会、2005年初版

「世界の宝飾」と呼ばれた輝ける土地の記憶――。
700年以上にわたる三宗教の共存のただなかで形成された「寛容の文化」を、美しいタペストリーを織り上げるかのごとく再構成し、地中海・ヨーロッパ世界の歴史と文化の新たな相貌を浮かび上がらせる。
それが今日の世界に示唆するものは、われわれの心をゆさぶらずにはおかないであろう。(内容紹介より)

スペイン史では残念な扱いを受けるドン・ペドロ。
ドン・ペドロが寛容だったか実際家だったかはさておき、 ユダヤ教徒を重用しイスラムの美を愛したキリスト教国の特異な王は、三つの宗教が危うい均衡を保ちつつも共存した時代の象徴として注目すべき存在だ。
イブン・ハルドゥーンがドン・ペドロの宮廷を訪ねた1364年からドン・ペドロの死、コンスタンシアの結婚、『カンタベリ物語』の「修道士の物語」で捧げられるチョーサーの弔辞まで、17ページにわたりドン・ペドロ時代について記されている。
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tag : チョーサー カンタベリ物語

East Worldhamのフィリパ・チョーサーのお墓

みゆきさまからフィリパ・チョーサーのお墓についての記事を教えていただいた。
ありがとうございます。

夫ジェフリー・チョーサーは、その功績からウエストミンスターに埋葬されているとか。
特別なことのようなのでフィリパもともに…というわけにはいかなかったと思うが、だからといってなぜこのようにひっそりと埋葬されているのだろうか。

チョーサー夫妻には息子のトマスがいる。これでいいのかトマスよ…
実妹を一家の恥と思い、異国から嫁いできた公妃に肩入れした姉に対するキャサリン・スウィンフォードの仕打ちなのだろうか。
ふざけんじゃないわよ!というフィリパの声が聞こえてきそうだ。
実際のところチョーサー夫妻、家族の関係はどうだったのだろう。

話はそれるが、
「キャサリンはもうだめよ 開き直っているわ!くやしい~っ!」
「落ち着きなさい フィリパ」
このチョーサー夫妻のやりとり、完結編でカタリナの結婚話が持ち上がったときのランカスター公爵夫妻と重なる。
「彼らの無礼は許せません!結婚話など大反対です!」
「お前まで熱くなっては困るぞ」

フィリパ・チョーサーとコンスタンシアは、相当気が合う間柄だったんじゃなかろうか。

tag : チョーサー キャサリン・スウィンフォード

【外伝】公爵夫人の記

凛々しい顔立ちのコンスタンシアはドン・ペドロによく似ている。
表紙のドン・ペドロに抱かれた姿はアルフォンソとも似ている。
大人になったコンスタンシアには、マリアの柔らかな美しさも加わったように感じられた。
今回の外伝は、公爵夫人コンスタンシアの英国生活をチョーサーに語らせるという手法。
「公爵夫人の書」からの着想。さすが青池先生。
チョーサーは、ニコラ・ド・クレマンジュ(サラディンの日)を優しげにしたようなイケメン!
「ROCK YOU!」でポール・ベタニーが演じた全裸の浮浪者チョーサーのイメージがあったので衝撃だった←間違った刷り込み


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tag : チョーサー コンスタンシア 外伝 キャサリン・スウィンフォード

La petrista del siglo XXI

くみぞう

Author:くみぞう

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