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2月14日(月)セビリア→アルマグロ→モンティエル→アルマグロ

シウダ・レアル

サンタ・フスタ駅からAVEに乗ってシウダ・レアルへ到着。
が、駅前にはタクシーが1台もない。
仕方なくタクシー乗り場に掲げられていた番号へ電話をかけ、用件を話し始めたところでワゴンタイプのタクシーがやってきた。運転手はヘススさん。
宿泊先のパラドール・デ・アルマグロまで行きたいこと、そのあとモンティエルまで行きたいことを伝える。
乗り心地の良い車でドライブ。うれしいな~


パラドール・デ・アルマグロ

アルマグロのパラドールは16世紀の旧サン・フランシスコ修道院。
小さなパティオがいくつもあり、部屋は簡素。バルの1階席には大きなワイン壺が顔を出し、地階部分には壺の足元が見えている。正直、カルモナのパラドールはフロントのおじさんが怖かったのだけれど、こちらはみなさん穏やかで親切。お城と修道院の違いなのか?
アンダルシアとは違ってものすごく寒い。タイルの床から寒さが足を這い上がってくる。
夜中に寒さで目が覚め、クローゼットから毛布を引っ張り出して包まって眠った。
でも、ここすごく好き。またゆっくり来たい。
ロビーでレースを編んでるおばあちゃんもとてもかわいらしかった。


モンティエル

ヘススさんとおしゃべりしながらモンティエルへ向う。口数は少ないけどいい人だ。
モンティエルに何しに行くんだ?と聞かれたので、エストレーリャ城に行きたいこと、ペドロ1世の最期の地を訪れたいと思ってること、そこには記念碑があるはずだと答える。
ラ・マンチャに来る人はたいていドン・キホーテめぐりかカラトラバ城に行くらしい。
ヘススさんもモンティエルには行ったことがないそうだ。
モンティエルへの道は、赤い大地にパセリを突き刺したようなオリーブ畑と、今は株だけになっているブドウ畑が続く。ヘススさんが指差す方向にエストレーリャ城が見えてきた。


ドン・ペドロ1世最期の地

モンティエルはドン・ペドロ最期の地。
エストレーリャ城に相対して同じような高台があり、その中間あたりに石碑は立っている。
ドン・ペドロは長い間この場所に葬られていたけれどセビリアに移され、後に記念碑が建てられた。
石碑に王冠が捧げられていることがちょっと悲しく、嬉しい。
写真を撮ったりあちこち眺めたりしてるとヘススさんが驚いた顔で車からおりてきた。言われるまで気がつかなかったけれど、いつのまにか涙がボロボロとこぼれていた。強風のためか、寒さのためなのかわからない。けれど、車に乗り込み、町の中に戻るまで涙は止まらなかった。

 
エストレーリャ城

城跡へ登る道を町の人に聞くと、アジアの人間が珍しいのかみんな目を丸くする(本当に丸くしてる)
ヘススさんに10ユーロ渡してバルで待っててくれるように頼み、エストレーリャ城へ1人で登っていく。
風は強くて吹き飛ばされそうだし道も悪い。ヤギの散歩道らしきあとを辿ってなんとか城の内部へ到着。
大きな岩と積み上げられた壁は残るものの内側は草原になっている。壁に大きくあいた穴から遠くまで広がる大地を見ると、ドン・ペドロはどんな気持ちでこの風景を眺めたのかと切なくなる。
しばらく城址にたたずんだあと、丘をまく道なき道を下り始めた。うるさい犬を従えて。こいつは私が城のぼりしている間、ずっと、ずーーーっと吠えながらついてきた。
ヘススさんの車がすぐ下で待っていてくれたので急ぎ足で下りる。町へ1歩入ったら犬はもうついてこなかった。
ヘススさんはミネラルウォーターとあたたかいボカディージョを用意して待っててくれた。「エストレーリャ城の向かいに立つ高台は、エンリケとデュ・ゲクランらが陣取った場所で、王冠をかぶった石碑のある場所で王は殺されたのだ」とヘススさんが言う。バルで情報を仕入れてきたのだろう。
バルでは「日本人の女の子が1人で城のぼりをしている」と噂になってたらしい。うるさい犬のせいで悪目立ちしたのだろうか。
モンティエルをあとにして、羊飼いに連れられた羊たちの群れと遭遇したりしながらアルマグロに戻った。
タクシー料金は100ユーロ。
明朝10時に迎えに来てもらう約束をしてヘススさんと別れた。いい人といい旅だった。

この日の宿泊先:パラドール・デ・アルマグロ
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tag : モンティエル アルマグロ シウダ・レアル

La petrista del siglo XXI

くみぞう

Author:くみぞう

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